サブタイトル

あかちゃんとお母さんのための桶谷式母乳育児相談

診療説明


ご出産おめでとうございます!

入院中、退院後の乳房マッサージや授乳指導。
また、
  ・あかちゃんの体重増加やミルク量
  ・直接授乳ができない
  ・乳房が腫れて痛い
  ・断乳

等、授乳期に関するご相談を承っております。

早めに対応させて頂くことで、改善の一助となればと思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。






2016年12月29日木曜日

年末のご挨拶

今年もたくさんの方との出会いをありがとうございまいた。

一人一人の方から学び、たくさん経験をさせて頂きました。
子育てを一緒に考え、一緒に笑い泣いた日々は楽しく、これからも
頑張ろうと思えるパワーにもなりました。

感謝申し上げます。

1月は2日より仕事開始です。
定休日は毎週水曜ですが、1月16、17、18、19日は休業となります。
どうぞよろしくお願い致します。

お体ご自愛下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。

2016年10月12日水曜日

泣き止まない!!

みなさま こんにちは

ようやく秋がやってきたような気がします。気候の変化も大きいこの時期。体調も崩しやすいので、お互いに気を付けたいところですね。


さて、よく頂くご質問に、「お乳を吸いながらじゃないと寝ない」というものがあります。

生まれて間もない時期、赤ちゃんの胃袋はそれほど大きくないので、ちょこちょこ飲みます。
また、「少し飲んでは疲れて寝る」ということの繰り返しですね。
ママご自身もそれに付き合って、「飲ませては寝る」の繰り返しです。
そうすることによって、母乳分泌を促してくれるので、とても大切なことでもあります。

そのうち分泌も追いついてきて、一度にまとまって飲めるようになってくると、2~3時間毎の間隔に開いてきます。
ですが、「赤ちゃんが泣くと、すぐに飲ませてそのまま寝かしつける」ということを繰り返していると、赤ちゃんは、お乳をくわえなければ寝れなくなっていきます。
そして、ママが赤ちゃんが寝たからお乳をはずそうとすると、赤ちゃんは目を覚まして「くわえさせて~」とばかりに泣くのです。

かわいい我が子が腕の中でウトウトと眠りに落ちる姿は至福の時間だと思いますが、
何度も起こされては、余裕がなくなってしまいます。

夜間良く寝てた赤ちゃんが、頻回に起きるようになるのは、こういったことも原因の一つです。
すべての方に当てはまるお話ではないと思いますが、よくご相談を頂きます。

では、どうすればよいのでしょうか。 

それは、ママのお乳をおしゃぶりのように使うのではなく、ご飯として扱うことです。
泣かれる度に口封じのように母乳を飲ませるのではなく、「どうしたの?ママはいるよ。」と声をかけたり、
「ご飯の時間になったら、お乳を飲もうね。」とお話をし、赤ちゃんを抱きながら、泣きに付き合ってあげることも大切なことだと思います。
もちろん、泣く原因が他にある時には、適切な対処を要しますが、
ちょっと寂しくて、ちょっと黄昏泣きで。。。という時や、わけも分からず泣きたい時など、
しっかり抱っこしてあげるだけで気が済むことも多いものです。

何が何でもすぐお乳!ということよりも、泣きたい気持ちを受け止めるという考え方もあるということを片隅にしまって、
何かの折にでも思い出していただけると幸いです。



皆様へのお願いです。
お電話やメールでの育児相談は、移動中や訪問中の為、お受けすることが難しくなっております。
訪問のご依頼は留守番電話にメッセージをお願いします。折り返しご連絡致します。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。




2016年7月26日火曜日

訪問でのご相談

桶谷式手技を行う認定者が訪問で提供しているのは、現在都内では2人です。
そうお話すると、驚かれる方、ご存じない方も少なくありません。

退院後は、外出するのが大変で、不安なことが一番多い時期です。
お子さんが一緒だと、ちょっと外出するにもタクシーが必要だったり、
まだまだ身体も本調子ではないので、疲れもどっと出てくると思います。

けれど、おっぱいにとっても変化が激しいのが産褥早期。
そんな時期は、訪問での母乳相談がとても助かるとのお声を頂き、私も大変嬉しく思っております。
産褥早期の対応は、早ければ早いほど母乳の立ち上がりも良くなり、
様々なトラブルにお母様方自身が対応できるようになるものです。

まずは一度ご相談下さい。
お待たせしてしまっている方には大変申し訳ありませんが、
できる限り早めに訪問させて頂きたいと思っております。

ご相談時に、お伺いするまでの対処法も可能な限りお伝えしていきたいと思いますので、
気軽にご連絡下さい。




2016年2月23日火曜日

母乳不足感

母乳が足りないかも・・・という不安の声ををよく聞きます。
母乳を上げてもまだパクパクしてる。口を触るとまだ欲しそうに口を開ける。
だから、足りないのかしら。。。と思ってしまうこともありますね。

赤ちゃんの頬や口に触ると、そっちの方向を向いたり、口を開けて吸おうとする反射があります。
なので、飲み終わってもまだ口を開けるというのは、すべてが足りないサインではないようです。
もちろん本当に足りない時も、口をパクパクと欲しそうにしますが、それ以外にも、赤ちゃんが飲めてるかどうかの評価をすることが大切です。

まずは、おしっこが一日に6~8回以上でているかは良い指標になります。
それは出てますという方は多いですが、量や色も見てみて下さい。濃い色になってないか、ちょっと濡れる程度ではないか、毎日の観察で変化はどうかなどです。

また、体重計も一つの目安です。
新生児のころは1日に20~30g程度体重が増えていきます。
そうすると、1週間で200g程度増えていることになりますね。(体重は個人差がありますので、詳しくはご相談下さい。)
やり方としては、おうちの体重計でママが赤ちゃんを抱っこして測り、ママの体重を引くのが、一番やりやすいでしょうか。
先日お伺いしたお家では、キッチンスケールに小型の衣装ケースを載せ、その中にタオルを敷いた簡易ベビースケールを作っておられました。
とても経済的で、ママの創意工夫に感動でした^^。
毎日の体重で一喜一憂する必要はありませんが、1週間や10日間の目安にはなるかと思います。

ただし、正確に体重を把握する必要のある赤ちゃんには、アバウトすぎるかもしれません。
他にもどのくらいの頻度で飲んでいるのか、赤ちゃんの顔色、肌つや、吸い付く力、ママの授乳の回数とやり方、おっぱいの張り具合など全体を見ていくことが大切ですね。

安易に足りなそうだからという感覚で、ミルクをどんどん足していくと、おっぱいの分泌が少なくなったり、逆に母乳がうっ滞して痛くなったりということもあるので、気を付けたいところです。

ずっと抱いたまま、ずっと抱いたままで、ママがヘトヘトになっている場合、
まずはあかちゃんを飲みやすいように抱いて、お乳を含ませること、授乳の仕方を見直してみるのも一つです。
訪問をご希望の方は、一度ご連絡下さい。移動中、訪問中は出られないこともありますので、留守電に入れて頂けると、のちほどこちらからご連絡させて頂きます。


2016年1月11日月曜日

双子ちゃん

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

訪問という仕事柄、なかなかお家から出られない方を拝見する機会を頂いています。
双子ちゃんもその中に入りますが、はじめての出産で一人の子でも大変な中、二人をみていくということは想像つかないと言われる方も多いです。
確かに未知の世界・・・。不安も多いことと思います。
双子ちゃんを見てくれる家族の協力やサポート機関を上手に使っていくということが一つのポイントとなりますね。

また、母乳育児について言うなら、できるだけ二人の授乳を合わせていくことも、ポイントの一つです。
少し待っててもらう時間も出てきますが、赤ちゃんとお母さんが協力しながら日常生活が営まれていくことなので、そこは調整しながら仕方ないことも出てくるかと思います。
焦らずに赤ちゃんへの声掛けをしながら、
「待っててね。この用事が終わったら、抱っこできるからね。」
など語り、説明することは赤ちゃんにとって大切なことですね。
ママは何か言って離れるけど、必ず帰ってきてくれる。赤ちゃんがそう思えることが大切なことであり、待てるようになってくると思います。

双子をご出産された方は、二人分の母乳が出るホルモンが分泌されると言われています。
二人の赤ちゃんを同時に授乳されている方もいらっしゃいますし、一人は母乳、一人はミルク、または搾乳で上げているという方もいらっしゃいます。
母乳育児をご希望の方はご相談下さい。
生活スタイルに合ったやり方を一緒に模索していきましょう。


あまり思いつめず、なるようになる!
そのくらいの気持ちがちょうどいいのかな~と思うこの頃です。