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あかちゃんとお母さんのための桶谷式母乳育児相談

診療説明


ご出産おめでとうございます!

入院中、退院後の乳房マッサージや授乳指導。
また、
  ・あかちゃんの体重増加やミルク量
  ・直接授乳ができない
  ・乳房が腫れて痛い
  ・断乳

等、授乳期に関するご相談を承っております。

早めに対応させて頂くことで、改善の一助となればと思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。






2016年10月12日水曜日

泣き止まない!!

みなさま こんにちは

ようやく秋がやってきたような気がします。気候の変化も大きいこの時期。体調も崩しやすいので、お互いに気を付けたいところですね。


さて、よく頂くご質問に、「お乳を吸いながらじゃないと寝ない」というものがあります。

生まれて間もない時期、赤ちゃんの胃袋はそれほど大きくないので、ちょこちょこ飲みます。
また、「少し飲んでは疲れて寝る」ということの繰り返しですね。
ママご自身もそれに付き合って、「飲ませては寝る」の繰り返しです。
そうすることによって、母乳分泌を促してくれるので、とても大切なことでもあります。

そのうち分泌も追いついてきて、一度にまとまって飲めるようになってくると、2~3時間毎の間隔に開いてきます。
ですが、「赤ちゃんが泣くと、すぐに飲ませてそのまま寝かしつける」ということを繰り返していると、赤ちゃんは、お乳をくわえなければ寝れなくなっていきます。
そして、ママが赤ちゃんが寝たからお乳をはずそうとすると、赤ちゃんは目を覚まして「くわえさせて~」とばかりに泣くのです。

かわいい我が子が腕の中でウトウトと眠りに落ちる姿は至福の時間だと思いますが、
何度も起こされては、余裕がなくなってしまいます。

夜間良く寝てた赤ちゃんが、頻回に起きるようになるのは、こういったことも原因の一つです。
すべての方に当てはまるお話ではないと思いますが、よくご相談を頂きます。

では、どうすればよいのでしょうか。 

それは、ママのお乳をおしゃぶりのように使うのではなく、ご飯として扱うことです。
泣かれる度に口封じのように母乳を飲ませるのではなく、「どうしたの?ママはいるよ。」と声をかけたり、
「ご飯の時間になったら、お乳を飲もうね。」とお話をし、赤ちゃんを抱きながら、泣きに付き合ってあげることも大切なことだと思います。
もちろん、泣く原因が他にある時には、適切な対処を要しますが、
ちょっと寂しくて、ちょっと黄昏泣きで。。。という時や、わけも分からず泣きたい時など、
しっかり抱っこしてあげるだけで気が済むことも多いものです。

何が何でもすぐお乳!ということよりも、泣きたい気持ちを受け止めるという考え方もあるということを片隅にしまって、
何かの折にでも思い出していただけると幸いです。



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