サブタイトル

あかちゃんとお母さんのための桶谷式母乳育児相談

診療説明


ご出産おめでとうございます!

入院中、退院後の乳房マッサージや授乳指導。
また、
  ・あかちゃんの体重増加やミルク量
  ・直接授乳ができない
  ・乳房が腫れて痛い
  ・断乳

等、授乳期に関するご相談を承っております。

早めに対応させて頂くことで、改善の一助となればと思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。






2016年2月23日火曜日

母乳不足感

母乳が足りないかも・・・という不安の声ををよく聞きます。
母乳を上げてもまだパクパクしてる。口を触るとまだ欲しそうに口を開ける。
だから、足りないのかしら。。。と思ってしまうこともありますね。

赤ちゃんの頬や口に触ると、そっちの方向を向いたり、口を開けて吸おうとする反射があります。
なので、飲み終わってもまだ口を開けるというのは、すべてが足りないサインではないようです。
もちろん本当に足りない時も、口をパクパクと欲しそうにしますが、それ以外にも、赤ちゃんが飲めてるかどうかの評価をすることが大切です。

まずは、おしっこが一日に6~8回以上でているかは良い指標になります。
それは出てますという方は多いですが、量や色も見てみて下さい。濃い色になってないか、ちょっと濡れる程度ではないか、毎日の観察で変化はどうかなどです。

また、体重計も一つの目安です。
新生児のころは1日に20~30g程度体重が増えていきます。
そうすると、1週間で200g程度増えていることになりますね。(体重は個人差がありますので、詳しくはご相談下さい。)
やり方としては、おうちの体重計でママが赤ちゃんを抱っこして測り、ママの体重を引くのが、一番やりやすいでしょうか。
先日お伺いしたお家では、キッチンスケールに小型の衣装ケースを載せ、その中にタオルを敷いた簡易ベビースケールを作っておられました。
とても経済的で、ママの創意工夫に感動でした^^。
毎日の体重で一喜一憂する必要はありませんが、1週間や10日間の目安にはなるかと思います。

ただし、正確に体重を把握する必要のある赤ちゃんには、アバウトすぎるかもしれません。
他にもどのくらいの頻度で飲んでいるのか、赤ちゃんの顔色、肌つや、吸い付く力、ママの授乳の回数とやり方、おっぱいの張り具合など全体を見ていくことが大切ですね。

安易に足りなそうだからという感覚で、ミルクをどんどん足していくと、おっぱいの分泌が少なくなったり、逆に母乳がうっ滞して痛くなったりということもあるので、気を付けたいところです。

ずっと抱いたまま、ずっと抱いたままで、ママがヘトヘトになっている場合、
まずはあかちゃんを飲みやすいように抱いて、お乳を含ませること、授乳の仕方を見直してみるのも一つです。
訪問をご希望の方は、一度ご連絡下さい。移動中、訪問中は出られないこともありますので、留守電に入れて頂けると、のちほどこちらからご連絡させて頂きます。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。