母乳外来で保護器を外したいというご相談で見える方がおられます。
保護器(シールド)とは、哺乳瓶の乳首のようなカバーを乳頭にかぶせて
使うものです。
赤ちゃんが吸いやすいようにと使用を勧められて使っていた、もしくは、使用している方もおられるかと思います。
赤ちゃんが母乳をしっかり飲みとれるためには、舌の上に乳首が乗って、しっかりと吸えることが必要になります。
そのため、お口が小さかったり、乳首が短くて、うまく吸えないときなどは、使ってみましょうとなる場合があります。
その時、注意したいことを書いておきます。
☆できるだけ早く外せるようにしましょう。
☆分泌がよい方は乳腺炎に注意しましょう。
☆分泌が上がってこない方は搾乳を平行してみましょう。
あくまでも補助的に使うものなので、赤ちゃんに直接飲んでもらう方がしっかりとした刺激が入ります。
そうすると、分泌が上がってくるという好循環がおきてくるわけです。
また、保護器を使用して吸引圧をかけても、うまく飲めていない乳腺がある場合、母乳が溜まったままになってしまうことがあります。
それは以前にもお話しましたが、乳腺炎のリスクが高くなることにもつながります。
そして、シリコンを介して授乳をすることで、あまり吸われている実感がないなぁという場合は、搾乳をしておく方が良いと思います。刺激が減ってしまうことを防ぐためです。
保護器を外す方法はまた次回に書いてみたいと思います。
ではでは。
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